つみごろう の ぼうけん!

つみごろうです。陸上競技をやっています。関東インカレへの冒険から、自分史上最速への冒険へ。

関東インカレへの挑戦をやめます。

こんばんは!

超絶お久しぶりです、つみごろうです。

 

久しぶりの更新のタイトルがいきなり不穏ですが、前向きになるための決定ですのでお時間のある方は最後まで読んでくださいね😊

 

 

昨シーズン決めた「関東インカレに出る」という目標、目標というより夢に近いものを少しでも自分の手の届くものにするために、この冬は根本的にやり方を変えて取り組みました。

具体的なことはまた別の記事であげようと思いますが、

①フォームの改善

②筋力の向上

の二つにメインで取り組み、特にフォーム改善は時間をかけてみっちりやりました。

代償として「冬練らしい走り込み」をする時間がほとんどありませんでしたが、関東インカレに近づくには走り込みで解決できる以上の問題があると考え、技術練にたくさん取り組みました。

 

3月が近づくにつれ、走り込みをしていないことへの不安感を抱きながらも、それ以上に「こんだけしか走ってないのに感覚が良い・研ぎ澄まされている」という実感がありました。

3月中頃の寒い日、スタブロTTを行い、「コンディションを総合的に考えて、今日出たタイムが初戦のタイムになると思う」(手動、気温、レース…など足し引きして)と言われて走ったTTでは、50m6秒台・100m12秒台(※100mPB:13.26)を出すことができ、抱いていた不安が消え、感覚の良さを信用できるようになりました。

 

「関東インカレが夢じゃなくて目標になってきている」自分はそこまで変われたと、主観的にも思いますし、客観的にもそうであるようです。

 

小さな故障は何度かありましたが、大きく離脱することなく冬を乗り切ることができ、いよいよレースだ!と思っていました。

 

 

ところが、皆さんも大きな影響を受けていると思いますが、「新型コロナウイルス感染症」がシーズンの開幕をさせてくれませんでしたね…!

 

暴れ続ける新型コロナウイルス

増え続ける感染者、病院のパンク、資源の不足。

 

陸上に限って言えば、

一つでも引っかかればいいと思って出した記録会は全滅。

外出自粛やジムの閉鎖による練習場所への懸念。

そして陸連からは6月末までの大会の自粛要請。

6年生で最終学年だけど、引退試合さえないかもしれない。

 

 

正直、自分が医学生だということを差し引いても、陸上どころの騒ぎではありません。

(ましてや医学生なので陸上どころの騒ぎではありません。)

 

 

色んなことがショックでしたが、「ラストチャンスだから、絶対に今頑張らないといけない。」その気持ちだけでできる範囲で練習していました。

しかし、現実問題、標準に挑戦する記録会はおろか、関東インカレ自体も延期になり開催が怪しいかもしれません。

 

 

そこで改めて、考え直してみました。

私が関東インカレに拘ったのは、「叶えられなかったインターハイにいく夢にもう一度挑戦してみたい」「自分がどこまでいけるのか挑戦してみたい」このような向上心からでした。

 

 

けど、向上するために、別に学生という期限つきじゃなくてもいいのではないか。

私には(多分)長い人生が味方してくれるのではないか。

今年出す25.20と、来年出す25.20、どちらの価値が高いとか低いとかないのではないか。

 

 

少しずつそんな風に思っていたところに、為末大さんの記事を読んで、踏ん切りがつきました。

 

 

為末大さんTwitter(@daijapan)より〜

【アスリートの方へ】思うところがあり、アスリートに向けてのレターを書きました。新型コロナウイルスが一定おさまるまで不定期で続けていきたいと思います。

Letter for athlete vol.1 -まず撤退し、距離を取る-

http://tamesue.jp/blog/archives/think/letter-for-athlete-vol-1

 

是非、全文を読んでみてください。

以下、記事にするに際して少し引用をさせていただきます。

 

「まず、緊急事態宣言が出た翌日から、私は皆さんに一旦競技に関連するトレーニングを(部活も含む)少なくとも二週間停止することをお願いしたいです。」

とし、その理由を①感染症特有の問題 ②名誉の問題(選手間でトレーニング環境に差がありすぎるため公平ではない。)  ③精神衛生上の問題 を上げています。

そして最後に、

「今年が最後の年だったという高校生と大学生の皆さん。おそらく今年インターハイが行われるか、インターカレッジが行われるかが揺らいでいます。仮に開催されても、トレーニングができていない状態で万全ではないかもしれません。また開催されない可能性もあります。今までこのためにトレーニングに励んできた気持ちを考えると本当に不安で苦しいのだろうと思います。」

「私はそれでも、このような不条理な条件の中でもなお希望を捨てず今の自分にできるベストを尽くして欲しいと思います。ベストを尽くすというのは今までの流れを継続することではありません。一旦流れを止めて、制限の中で自分にできるベストを尽くすということです。(略)どのような選択が正しいとは私には言えませんが、どのような道であっても自分で選んだものであれば必ず人生により効果をもたらします。応援しています。」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

当たり前のように流れていた世間の流れ、そして私の流れ。

世間の流れが変わってしまった今、私も一度流れを止めて考えるべきだ。

 

関東インカレへ突進する流れを一度止めよう。

 

 

 

止まってみたら、意外とあっさり前を向けました。

 

私はどうなりたいのか。

 

大きい大会に出たい、勝ちたい、賞を取りたい。

確かにそれもそうだけど。

 

足が速くなりたいのだ。一番は。

だったら、今この状況でできることをやっていくしか無い。

できることをやって、延期された関東インカレに出られたら万歳だし、出られなかったからと言ってどうということはない。関カレに出られなくてもこれから速くなれる可能性は無限にある。

 

次々に浮かび上がる課題を倒して前に突き進むだけだ。

 

こう思えました。今までゴールだった関東インカレが、【足が速くなるための通過点の一つ、しかも通らなくてもいいやつ】と考えられるようになりました。

 

通らなくてもいい通過点のために、今無理をする必要はない。

「足が速くなるというゴールのために、関東インカレへ挑戦することはやめよう。別のルートで行こう。」

こういう決断を下しました。

 

 

正直に言えば、学生であるのは今年度いっぱいまでなのだから、出られるなら関東インカレには出たいし、医療系の大会も全部あってほしいし、記録会だって好きな時に出たい。

 

でも、それにさようならする勇気が湧きました。

 

 

 

関東インカレという足かせを外して、私はこれからも【自分史上最速への挑戦】を続けていきます。

 

 

 

ということでした!あんまりまとまらなかった………

 

つまり、「コロナ的に無理なので関カレはスルーするけど、これからも頑張るよー!!!」ということでした😁

 

関東インカレに出ることを応援してくださった方も多かったので、このような形ですが報告させていただきます。

関東インカレ出場は叶わない可能性が高いですが、必ず圧倒的自己ベストを出すので楽しみにしててください。

 

少し気が抜けて、今日はお菓子を爆食いしましたが、そんな自分にも少し寛大に。

明日から、ややアスリートモードで行けたらいいな、くらいでのんびり頑張ります🙋‍♀️

 

とりあえずは、事態収束したときにちゃんと練習ができるように、感染予防をしっかりして過ごしたいと思います!!

皆さんも、体調管理を万全にしてかかりにくくなっておくのと、ウイルスに感染しないように外出を控えたり手を洗ったりするのと、気をつけてお過ごし下さい🙆‍♀️

 

ボチボチまた更新できたらなと思いますので、暇な方は読んでね!お楽しみに!

 

 

 

 

 

おわり